【単位02】AI時代に生き残れる営業マンの能力

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【学習】AI時代に生き残れる営業マンの能力

AI時代のマンション営業とは

AI時代になると営業マンの仕事は無くなる

中古マンションの寿命や 持続可能性についての考え方は、今後、高経年マンションが増加するとともに、不動産売買をするうえで必要となります。

一般に、不動産会社が居住用の中古マンションの売却価格を査定する時には、取引事例比較法を用いて査定します。

近年では、誰でも簡単にインターネットで中古マンションの価格相場の情報を得る事が出来ます。

消費者は、インターネットで相場を調べて、「このマンションは、近隣の物件に比べて割安だ」や、逆に「割高だ」など、自身で判断できる時代になりました。

旧態依然の営業スタイルは通用しない

このような時代に、中古マンションの売買に関わる不動産営業マンが、旧態依然の営業スタイルで、物件の周辺相場の資料だけを携えて、消費者と同じ目線で商談するのでは、不動産営業マンの存在価値は低下して、将来は、AIなどのシステムに取って代わられることは容易に予測できます。


AIの得意分野

価格査定と物件紹介はAIの得意分野
マンション査定士の存在価値

取引事例比較法による価格査定は、数多くのデータと比較して物件価格を算出するという作業であり、これは、ビックデータを取り扱うAIにとって最も得意とする分野となります。

そのため、将来の中古マンションの価格査定は、不動産営業マンのような、人を介することなく、消費者が自ら情報を入力するだけで、AIが取引事例比較法で売却価格を査定するというスタイルが主流となります。

また、多くの物件情報の中から、顧客の要望に合わせた物件情報をマッチングするという作業も、最もAIが得意とする分野でもあります。

AIだけで完結する時代

中古マンションの購入を検討している消費者と物件情報のマッチングなどは、ポータルサイトやAIで完結する時代となります。

そのため、今まで不動産仲介会社が行なっていた、「顧客の要望に合わせて物件情報を紹介する」という業務や、「取引事例比較法で売却価格を査定する」業務などは、人を介することなく完結する時代となります。

AI時代に必要な不動産営業マンの能力

今後、中古マンションを取り扱う不動産営業マンに求められる能力は、「上手なセールストーク」などではなく、顧客から1つ質問された場合であっても、複数の回答やアドバイスができる「コンサルティング能力」が必要となります。

中古マンションの寿命や持続可能性についての考え方を学習することにより、消費者から中古マンションの寿命について質問をされても、合理的な回答ができるようになります。

将来、AIなどのシステムが営業マンに代わって、「顧客への物件紹介」や「売却価格査定」を行なう時代になっても、中古マンションの寿命や持続可能性を判断するための考え方を業務に活かす事により、存在価値を見出すことが出来るようになります。


マンション査定士資格活用方法

マンション査定士の資格を活かす方法
成約率向上を目指す
1.売却価格査定で活かす

消費者から中古マンションの売却価格査定を依頼された場合は、マンション査定士であれば、取引事例比較法による価格査定だけでなく、その物件の寿命や持続可能性を合理的に説明することができます。

その結果、他の営業との差別化を図ることが出来ますので媒介契約獲得の可能性が向上します。

2.客付け仲介営業で活かす

中古マンションの購入を検討している消費者と商談する場合は、マンション査定士であれば、物件資料に記載された情報以外に、その物件の寿命や持続可能性を合理的に説明することができます。

その結果、消費者は、購入の意思決定がしやすくなりますので、早期成約の可能性が向上します。

3.購入時のリスク管理で活かす

中古マンションの購入を検討する場合は、マンション査定士であれば、その物件の寿命や持続可能性を判断することが出来ます。
そのため、修繕積立金不足や修繕状況が悪い中古マンションの購入を避けることが出来ます。

中古マンションの購入を検討する場合、多くの消費者は、その物件の「寿命」が気になるものです。

専有部分は、新築同様にリノベーションされていても、共用部分は、古い状態のままの中古マンションも珍しくありません。

消費者から「この物件は、あと何年くらい住めるものなのか・・・」など、中古マンションの寿命に関して、質問を受けた際に、消費者が納得できる明快な回答が出来る不動産営業マンは少ないと言えます。